家族がブラックで自動車ローンがどこでも組めない
2017年02月25日 10時54分

もしかしたら、同じ住まいで暮らしているご家族の誰かの情報がブラックリストにあるのかもしれません。自動車ローンの審査をする担当者は、毎月安定した収入が確保されている人に融資をすれば、きちんと金利分も一緒に返済されるだろうと判断します。車の免許を取得できる18歳以上の年齢にもなれば、社会人になって働いている若者が多いので、一人暮らしをしている人も多いでしょう。一方で、ご家族と暮らしている人もいます。
家族で得た収入を、みんなで使って生活をしているとしましょう。申し込み者ご本人の経済的な価値観は信用できものだったとしても、家族に浪費癖があるなどする場合、そのご家族分の経済的負担を申し込み者が負担させられる可能性がでてきます。そのような理由から家族が信用情報に載っていると、自動車ローンの審査が通らなくなってしまうのです。
大人になって自立し家庭を持ってからも、もし配偶者が信用情報に載っていれば、自動車ローンが組めなくなります。家族に内緒で借金をしたくなることがあるかもしれませんが、お金のことはお互いにできるだけオープンにできるよう、早い段階から話し合いをしておくといいかもしれません。
申し込み者ではない家族の誰かが信用情報に載っている場合、審査の担当者はどのように見ているのでしょう。車を購入したいのはそのご家族であり、ブラックでない身内に頼んで自動車ローンを組もうとしているのではないかと疑っています。同じ住まいで同居しているから、自動車ローンを組むことができません。一人暮らしをするなど別の住まいに引っ越しをすれば、ブラックの家族の影響が審査に生じることはなくなります。
気をつけたいポイントとしては、一人暮らしを始めたばかりの時期は自動車ローンに保証人を立てて欲しいと言われるケースが多々あります。ある程度の期間が過ぎてからでしたらそのようなこともないのですが、引っ越した直後はそのようなことがあるので覚えておいてください。