2017年02月25日 10時56分

自動車ローンを始めローンやキャッシングというと、これまでに多重債務や債務整理などを全く行ったことがない人なら、すんなりと審査に通過しそうなイメージがあります。問題があれば信用情報に載って審査に引っかかってしまっても納得できますが、実は年齢が30歳を過ぎてもローンを組んだ形跡が一度もない場合、審査担当者の見方は少し違っています。

世間一般の30歳以上の大人というと、自動車ローンや住宅ローンを組んでいたり、クレジットカードを利用しているなどしています。借金をせずに全額現金払いしているとしたら、素晴らしい経済力を持っていたり、お金にルーズではないと見るのが普通でしょう。しかし、自動車ローンの審査担当者という立場になると、うがった見方もでてくるようです。

クレジットカードを所有していない人などは、以前にローンの利用をしていた過去があり、返済の大幅な延滞があったなどで信用情報に載ったので、ローンを組めなくなったのではないかというのです。確かに信用情報に載ってしまえば、申し込みをしても審査に引っかかって通りませんので、利用していなくて当たり前です。

ということは、融資をした資金をきちんと返済できないのではないかと疑われていることになります。自動車ローンの審査に通らないか、または保証人をつければOKということになります。

このような人が保証人なしで、審査にもスムーズに通過して自動車ローンを組むためにはどんな方法があるでしょう。少し時間がかかる方法になってしまうかもしれませんが、例えば自動車ローンの前にクレジットカードを所有します。そして、少額で十分ですから借り入れと返済を繰り返し、信用を築き上げるのです。ちゃんと期日を守って返済できる人だという履歴ができますので、自動車ローンはもちろんのこと、住宅ローンなど別のローンの審査にも有利につながるのではないでしょうか。